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日本各地で出会う人々と国際協力の話をすると、思いのほか多くの人々が、自分も協力したいといってくれる。よく聞くのは「やりたいと思っていたけど、どこに何をしたらいいのか判らなかった」という言葉だ。そしてやっと「安心できる支援の相手が見つかった」と言って下さる。その気持ちは、本当に良く判る。私自身も同じ気持ちだからだ。

こんな仕事をしていると、募金をする時(私も他の団体にも募金をしています)、何の不安もないのだろうと思われるかもしれないが、私自身もとても不安だ。JENが出動しない地域や分野の、私の気になる活動をしている団体はなるべく支援をしたいと思っている。その団体の職員に偶然会えて、話を聞けた場合は余り迷わないが、そうでなければ本当に大丈夫なのか、余り確信が持てない。そんな時はいつも、インターネットで決めている。
確信が持てないのは、相手を知らないからだ。私の場合は、気になる事柄や団体をネットで検索してみる。すると頻繁に名前が出てくる団体がわかるようになる。その団体自身のWebサイトを検索して、活動方針や活動内容と会計書類を確認し、出来ればどんなところから資金をもらっているか、などを確認する。その上で、最終的には「好き」か「余り好きになれない」かで判断する。
勿論、JENの事業でパートナーを探す場合などは、きちんと判断基準を幾つも決めて、それに従って多くの候補の中から選び出すようにしている。でも、自分のお金で募金するときは、この直感というか気持ちを大切にしている。
ただ、「気持ち」も、結構侮れない。例えば、ある団体のWebサイトを訪れたとする。初めて訪れたWebサイトでも、見たいものがどこにあるかを何となく推測しながら探していく。推測したところですんなりと見つかれば『判りやすい』という印象を持ち、「好き」な度合いが少しだけ増すだろう。逆に、探しても探しても自分の知りたい情報にたどり着けないWebサイトを運営している団体は、自分の思考回路と違う思考回路を持って活動していると推測できる。違う思考回路であれば、活動内容も自分の好みの方向性ではないかもしれない。
違いは悪いだけでもない。Webサイトが頻繁に更新できていなかったり、ごちゃごちゃとたくさん情報が入り過ぎていたら、手作りで何とかやっているのだろう、とか、少ない人数で頑張っているのかな、などと思ったりする。そういう時は、激励を込めて募金することもある。自分たちでもWebサイトを作っているからこそ、わかる苦労なのかもしれない。
自分がそうなのだから、他の人もと考えれば当然、JENのWebサイトだけでなく、ニュースレターやメールマガジンや、全ての印刷物を判り易くしたい。これが意外に難しい。JENの中でも好みは分かれるし、何しろ自分のイメージしているものを実際にWebサイト上で作り上げるには、専門家によると相当手間がかかることらしいのだ。また、頻繁に更新されてこそ「欲しい情報が手に入る」Webサイトになる訳だし、その書き手も少ない。

かくして現在のJENのWebサイトが出来上がっている。2年前に親切な専門家に破格の安さで刷新した当初はかなりイイセン行っていた。だがその後に伝えたいことが沢山あり過ぎて更新し続けたためか、今見ると少しメニューが多すぎる気がする。
Webサイト一つでも試行錯誤を続けている私たち。そんな私たちの生の姿を見るためにWebサイトを是非訪れてください。
http://www.jen-npo.org/
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