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◆ひとつの林檎
◆雨の向こう側に。
◆フワリと空に
◆愛について。
◆夜空を見上げて――。
◆アンテイキョウキュウ
◆星の夜空に。
◆鏡の中にいるわたし
◆キラキラやピカピカ
◆わかっていても
◆ゼラニウムとわたし
◆けやき並木に
◆あてがなくても
◆わたしが消える日
◆空を見上げて
◆ヘンテコなステップで
◆くらしの中に
◆ゆびさきに春
◆春の扉
◆わたしの夢
◆美しい晩に
◆空の劇場
◆星を飾れば
◆秋も深まる頃に

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◆インデックス

わたしを見つける場所

星の夜空に。

今年もまた、獅子座流星群がやって来ると聞いて、11月の寒い夜中に、毛布にくるまって、ベランダから夜空を見上げました。2000年、2001年、2002年と、流星群がやって来た日には毎夜、同じように毛布にくるまってベランダから夜空を見上げて、流れ星を数えたけれど、今年は、宇宙のちりが少ない事と月明りが明るいという悪条件が重なったために、1時間に数個、観察できたらラッキーとの事でした。そして、その予想通り、やはり東京の空には流れ星は見えませんでした。

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わたしは、空を見上げるのが好きです。ことに、星を見るのが大好きです。望遠鏡で観察する事よりも、夜空の星の輝きが、ベルベットの布の上に撒き散らされたダイヤモンドのようにキラキラと瞬くのを見るのが好きです。ましてや流れ星などと云ったら、心が躍ります。星を見上げていると、自分も宇宙の一部なのだと実感します。宇宙の物質で造られて、宇宙の物質に還って行くわたしなのだと感じます。なぜかは、解らないけれど、流れ星を見つける度にその美しさと切なさに小さく声を上げて、涙が頬に伝ったりします。そして、なぜか、わたしは星を信じていて、いつか教えてもらった、わたしの正確なホロスコープを大切にしています。星の力を信じているのではなくて、星の言葉に耳を傾けているのです。わたしの生まれた時の星の配置が、わたしに人生のヒントを知らせてくれている気がするのです。それは、心のお守りのようなものだけれど、それを大切に胸に抱いているのです。

また、今日も、夜空を見上げながら、家に帰ります。たとえ、東京の貧しい星空でも、わたしは空を見上げずにはいられません。それは、とてもロマンチックな場所に思えるし、いつかは、わたしのからだが還って行く場所だからかもしれません。知らない場所なのに懐しく感じる場所。秋も深まり冬が近づくにつれ、ますます美しく瞬く星の宇宙です。

 

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