
わたしには、メールほど素晴らしい発明は無いと思っている。出会い系サイトなんていうのが問題になっているけれど、わたしは、パソコン通信の掲示板でかけがえのない人脈の出会いを手に入れた。普段の生活や仕事では絶対に出会うことも無い人に出会って、いろんな情報をもらって、自分の世界や仕事を広げさせてもらった。
インターネットのメールで、夫婦の会話を取り戻した。すれ違いばかりでコミュニケーションをとることも面倒になっていた。そんな二人だったけれど、嫌なことも含めて、出張先や自宅の個別の部屋でメールを出しあって、メールの中で、いろんな会話をした。そして、お互いにいろんなことを考えた。いつのまにか、いろんな誤解が解けたり、お互いの気持ちが理解できるようになっていた。ほんと、メールのおかげである。

そして、携帯メール。夫婦、娘だけじゃない。ほとんど会わない友達とでも、気軽に思い立った時に簡単にメール交換ができる。飲み会の誘いも簡単にできる。なかなか言えない「ありがとう」「ごめんなさい」も素直に、思い立った時に伝えることができる。メールという手段は、わたしの人生を幅のあるものにしてくれたし、充実したものにするのにすごく力を貸してくれた。このシステムを作ってくれた人たちに、感謝、感謝である。この世界に生を与えてくれた神様にも感謝!
確かに、世の中にはいろんなことを言う人がいる。メールと携帯のせいで、「コミュニケーション力が落ちた」とか「文章力がだめになった」などなど、悪影響を言う人も多い。出会い系サイトによる犯罪もよく話題になる。どんどん便利になることがいいのかどうかは、わたしにもわからない。
 
だけど、わたしにとってメールは、やっぱり、すごい発明である。電車に乗る前に、夫の携帯に「今、電車に乗るけど、どこ?」なんて、メールする。「俺も、今から帰るとこ」なんて返事が返ってくる。「じゃあ、駅で待ってる」「ご飯食べて帰ろうか?」「ラッキー」。きっと、ある人たちから見れば、バカなカップルかもしれない。でも、わたしにしたら、「携帯メールがあって、ほんと良かった」である。少なくとも、わが夫婦にとっては、大切なコミュニケーション手段になってしまった。
否定をし始めたらきりがない。そして、便利なものを追い求めてもきりがない。でも、残念ながら、わたしは過去に生きているのでも未来に生きているわけでもない。せっかくこの時代に生きているのなら、この時代にあるものを楽しみたい。

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