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人生、出会いのおもちゃ箱

宗教とわたし

キリスト教の幼稚園に通っていたわたしは、小さい頃から宗教が身近にあった。日曜学校では、いろんな世代の人たちと知り合っていろんな世界の話を聞くことができたし、命の尊さも謙虚な気持ちも教えてもらった。
小学校の2年から4年まで、父親の仕事のためにアメリカのテキサス州で過ごしたわたしにとって、教会は他の日本人の人と知り合うコミュニティの場であったし、国籍を問わず教会のいろんな人に、慣れないアメリカでの生活を助けてもらった。その時だけでなく、大学生になったわたしが、「ホームスティをしたい」と言った時もわたしを受け入れてくれたり、面倒を見てくれたりした。そして、わたしは、そんな中で成長したと思っている。

地域活性や研修という仕事をするようになってからも、高野山で坐禅を組んでみたり、お坊さんの説法を聞かせてもらったり、お寺や神社の由緒を聞かせてもらったりと、いろんな宗教と関わってきた。
「ココロが元気な時、幸せな時こそ宗教に関わっておくべき!」
が、わたしの持論である。なぜなら、自分が幸せな時こそ謙虚な気持ちや感謝の気持ちが大切だと思っているから。実際、企業のトップとして成功されているわたしが知っている人のなかにも、必ずお寺に何日か籠る人、必ず決まった日に神社に行く人がおられる。彼らはみんな、「自分と向かい合うって大切だよ」と言われる。
わたしは、子供を仏教の幼稚園に入れた。小さい頃から神様を含めていろんなものに感謝する心を持って欲しかったから。その結果かどうかはわからないけれど、「ありがとう」だけは言える子供に育ってくれている。

今のわたしは、日々に追われていて、なかなか決めて定期的にどこかにお参りに行くことはできない。ただ、正月には近くの神社で氏神様にお参りして、十日戎(とおかえびす)には、戎神社に商売繁盛を祈願する。そして、思いつくごとに小さい頃からのわたしの中の神様に感謝と幸せをお祈りしている。そのたびに、ささやかながら自分と向かい合っている自分がいる。そして、ちょっぴり反省したり、謙虚になったりしている。
人に宗教を強制するつもりなんてない。でも、いろんな人に言っている。「自分のために宗教と関わるって、すごくいいことだよ」って。

 

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