フラワーレメディー編
社会人になってからというもの、デスクワークで蓄積される腰痛や肩こり、不規則な生活リズムからくる肌荒れ、気づかないうちに抱えてる大量のストレス……など既成の健康グッズやサプリメントではどうにもならない症状に悩まされています。女性だからいつでもキレイでいたいのに、最近の私はめっきり気力も失いがち。スウェット姿の自分に、<このままではマズイ>と真剣に恐怖を感じた私は、身体の内側に溜め込んだ“毒素”を排出するため、最近、生活情報誌等でも取り上げられている草花のエネルギーに注目。「フラワーレメディ」なるセラピーに挑戦しました。
高尾山(東京・八王子市)を望む、清らかな空気に包まれた住宅街のマンションの一室。完全予約制のため部屋には先生と二人きりです。すべてが初体験のことで緊張する私に、先生はまずフラワーレメディについて話してくださいました。セラピーに必要な「エッセンス」は、花びらに溜まった朝露を集めたもので、成分は水とほとんど同じ。そこに溶け込んだ草花の持つ癒しの力が心身に働きかけるのだそうです。副作用はなく、子供から妊婦まで飲用できる優れものです。
私に必要なエッセンスを知るため、セラピーではまず花カード診断を行いました。今、自分が抱えている悩みや心配事をしばらくジーっと考えます。出来れば「嫌だな」とか「苦しいな」などと感情が再現されるほど、状況や場面をリアルに思い描けるといいみたい。その後、先生が示す花カードを直感で「好き」「嫌い」と分けていきます。会話を通して心を探るカウンセリングとは違い、自分のインスピレーションで答えるだけなのでとても簡単。<コレで何が分かるの?>と不思議な感じでした。
続いて百会診断。先ほど分けた花が本当に自分に合っているかを見極めるために、エッセンスのビンを頭の「百会」というツボにあて、反応と効き目を調べました。リクライニングチェアーに横になり、静かな部屋で自分と向き合っていると、悩みや心配事に対して、「苦しい」「大丈夫」などいろいろな心の変化を感じます。先生には私の心の動きが分かるのか、絶妙なタイミングで「今あなたの問題はどんな状態ですか」「どう感じていますか」と問いかけ、エッセンスを「百会」にあてていきます。繰り返し先生の質問に答えていくと、ネガティブだった考えが整理され、「私にも良いところはあるんだ」とポジティブに考えられるようになっていました。魔法のような診断が終わってみると、私の心の中は、何かをやり遂げた後の達成感に似た清々しさでいっぱいでした。
二つの診断によって私を癒すフラワーエッセンスが完成。先生が入れてくれた美味しい紅茶を飲みながら、花のメッセージとエッセンスの作用を教えてもらいました。最初は本当に深層心理を当てているのだろうかと半信半疑だった私でしたが、花カード診断で選んだ花が私の望んでいることと見事に一致していて、正直びっくり! 疲れを癒したい、自分に自信を持ちたいと思っていた私が選んだ花には、『回復、元気、生命力』『維持、共鳴、満ちる』という意味があり、思わず「ほぉ〜」とおかしなため息をついてしまいました。
エッセンスは、1日6回ほど舌の裏に直接1滴垂らすのが一番ベーシックな摂取法。持ち歩けない場合は朝晩コップ1杯の水に6滴ほど垂らして飲んでもよいそうです。また、「百会」のツボや耳の「反射区」につけても効果があるとか。自分が必要だと感じたときに飲んでもいいそうです。
心も軽やかに帰宅した私は、ドキドキしながらさっそく舌の裏に1滴。保存剤として入っているブランデーの味とともに、花のエネルギーが体中に広がっていくように感じ、単純な私はそれだけで癒された気分。その日はいつも以上にぐっすり眠れました。
癒しと回復を求めて挑戦したセラピーによって、自分の体や心の健康をいつも何かに頼っていたと反省しました。花のポジティブなエネルギーが働きかけるのは、人間が本来持っている自然治癒力。自分のバランスを整えられる力を、もともと持っているのです。私たちは、健康の基本を分かっているようで、意外と知らないのかもしれません。
これを機に、健康グッズなどに頼らず、世界にたった一人の私を、自分自身でよりよくしていきたいと思います。
(スタッフ・same) |