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あなたのそばに居るだけで
心が和む
あなたのそばに居るだけで
勇気が湧いてくる
あなたがそばに居る
それだけで倖せ
泰山
恋愛の形はいろいろあるけれど、私の友人が書いたこの詩は、全ての恋愛に共通していえることではないでしょうか。こういう心の状態のとき、人はにこやかになります。それは、顔のよい部分の表情筋をうごかすということで、だから恋をすると美しくなるのです。
ところで、恋愛中は、心はホットでも、頭はクールにたもつことが大事です。そういう人は、まわりに配慮ができ、熱い恋をしていたとしても、彼以外の物事にも目くばり、心くばりを忘れません。恋愛して成長してゆくのはそういう人です。
いい女の陰には、いい男ありって言うでしょう。自分をみがかなくては、いい人との出会いはないようです。
では、どんなふうにみがけばいいのでしょう。
1・まずは読書です。
本はいろいろな物の見方、生き方を教えてくれます。人生や人情の機微がわからなければ、時々に訪れる人生の分岐点において、どのように立ちまわっていいかわかりません。そして恋愛を通じて、いっそう人情の機微に敏感になり、人の心がわかるようになるのです。
2・友を選ぶことです。
類は友をよびます。男女をとわず人間的に尊敬できる人と友達になり、友人のよいところを学ぶことも自分の成長につながります。恋人がそんな友人のような存在なら、よりいっそう成長することでしょう。
3・自立心を養うことです。
自立した人は自分の生活や人生を大切にするので、他人の生活や人生も理解できるようになるのです。もちろん甘えていいこともありますが、基本的には自分のことは自分でする姿勢が大切です。
恋愛をすることで人は憂いを覚えます。「人」を「憂える」と書くと、「優しい」という字になります。
箴言家のラ・ロシュフーコーは「ほんとうの優しさを持つことができる人は、しっかりした心構えのある人だ。優しそうに見える人は、通常、弱さだけしか持っていない人だ。そして、その弱さは、わけもなく気むずかしさにかわる」といっています。恋をして、しっかりとした心構えのできる恋愛美人になりたいものです。
岩下宣子(現代礼法研究所主宰・マナーデザイナー) |