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人に会ってあいさつをする時にブスッとした表情の人と笑顔のステキな人と、あなたはどちらに好感をもつのでしょうか。オープンな心はオープンな心をさそうものです。どなたでも、ステキな笑顔に好感をもつのではないでしょうか。
「笑顔は天にひらく花」という言葉があります。心をみがいた人の笑顔はこの世のなによりもすばらしいのです。
また笑顔は自分のためにも大事です。ボケる人には笑わない人が多いそうです。
アメリカ・カリフォルニア大学のポール・エクマン教授が「人間の目のまわりの筋肉とホホの筋肉、これを同時に動かすと脳を活性化する」と言っています。笑顔をつくることは、脳の活性化につながるのです。気持ちを明るく楽しくさせるのです。
この話を藤沢でヤクルトレディーを前に話をした時、1人の女性がこう言ったのです。「私、笑顔の話、わかるような気がします。仕事で悩みがあった時でも、子供のことで問題があった時でも、ヤクルト製品を自転車に積んで道ゆく人に『おはようございます。おはようございます』と無理してでも笑顔で言っているうちに、気持ちが軽くなってくるんです。そうなんですね。笑顔になると気持ちが明るく楽しくなるのですね。今日からは、気持ちが重たい時ほど、辛い時ほど笑顔で人に接するようにします」とおっしゃったのです。すばらしい人ですね。気持ちが重い、辛い時ほど笑顔なんて、私はそこまで気がつきませんでした。
笑顔のあいさつを自分のためにも心がけたいものです。
でも、残念なことに人間は自分の顔が見えません。笑顔を身につけるために、朝起きて鏡に顔をうつした時、ニッコリ笑いましょう。出かける前にもまた笑顔を確認、帰ってきて寝る前にニッコリ笑って、明日もこの笑顔でいこうと自分に言いきかせることをなさってみてはいかがでしょう。よい笑顔ができる自分になれたかどうか見きわがつくのは多分1カ月かかると思います。あなたがニコッとした時、相手が笑顔で返してくれるようになったら合格です。ステキな笑顔を身につけられたら人生が変わると言う人がいます。なぜなら人が集まるからだそうです。
今よりも10倍の笑顔を心がけたほうがよいのではないかしらと思う人が多い昨今です。ニッコリとほほえまれて悪い気がする人はそういないでしょう。心をみがいて「天にひらく花」のような笑顔を身につけましょう。
岩下宣子(現代礼法研究所主宰・マナーデザイナー) |