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「フロ、メシ、ネル」の結末は?

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夫婦の会話はなかなか難しいものだ。特に年輪を重ねた場合など「お前綺麗だよ」「まあ!あなたも素敵!」など、歯の浮くような会話も出来まい。しかし、会話がないことはかなり怖いことでもある。以前放送したことのある、夫と妻の実話を一つ。
夫が定年になったとき、妻はその退職金3000万円を現金で見たいと言った。銀行からおろした虎の子の現金を見たとき、妻は感動して叫んだ。
「まあ! これが30数年のあなたの血と汗と涙の結晶なのね。本当にご苦労さまでした。大変だったのね」
その言葉に思わず夫は涙を流したという。そして退職金を手提げ金庫に入れて押し入れにしまい、毎朝二人で拝んでいたのだった。
ある朝、夫が押入れをあけると、手提げ金庫が消えている。妻を呼んだが返事がない。ダイニングのテーブルの上には手紙が一通。妻からだった。曰く、“もうこれ以上、あなたと一緒には暮らせない。会話と言えば、フロ、メシ、ネル。しかも私が病気で熱を出しているとき、あなたは「おい、俺の晩飯はどうするんだ?」。子供が登校拒否になったときも「教育はお前に任せてある」と、相談にも乗ってくれなかった。すべてこの調子。残り少ない人生を私は自由に生きたい。この3000万円はあなたから私への退職金と思って頂いて行く−−”。
互いに相手を思いやり、ちょっとした言葉をかけるだけで、夫と妻の関係は変わってくる。それが習慣になると、段々と言葉も増えて会話もスムーズになり、相手への理解も深まるのだ。結果、今までとは違う世界が開ける。しかし、なかなか照れくさくて言えないという人は、「返事ごっこ」をお勧めする。夫婦それぞれが、相手に呼ばれてどれだけ早く反応して「ハイッ!」と答えられるかを、ゲーム感覚で楽しむものだ。両親が言葉を交わし合うことで、子供にもいい影響を与えるとか。家庭の明るい未来のために、是非お試しあれ。

 

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