◆ミネストローネとガーリックトースト
イタリアの代表的な野菜スープ、ミネストローネをご紹介します。このスープは、イタリア北部ピエモンテ州の小さな村ゲンメGhemmeに昔から伝わる、ミネストローネスープの原型です。ご一緒にガーリックトーストもいただきましょう。

ミネストローネ ゲンメ
MINESTRONE――GHEMME
小さな町ゲンメの野菜スープ
材料(10〜12人分)
たまねぎ……大2個
セロリ……2本
ポロネギ(白ネギ)……3本
キャベツ……小1個
ジャガイモ……中4個
にんじん……小2本
かぼちゃ……1/4片
トマト……小2個
うずら豆……100g
ベーコン……2〜3枚
パセリ……大さじ3
お湯……2リットル
スープの素(固形)……コンソメ・チキン 2個ずつ
オリーブオイル……1/2カップ
バター……30g
パルミザンチーズ……少々
米……1/2カップ
塩・こしょう……少々
作り方
(1)たまねぎ、セロリ、ネギは1cmくらいの粗みじん切り、キャベツも2cmくらいに切ります。パセリはみじん切りにし、豆は水に浸けてもどします。ジャガイモ、にんじんは皮をむきます。かぼちゃは6cmくらい、トマトは2cmくらいに切ります。
(2)大き目の鍋にオリーブオイルを入れ、ベーコンを軽く炒めます。最初に(1)で切ったたまねぎを炒めます。
(3)たまねぎがしんなりしたら、残りの野菜を全て入れ、米、お湯、塩・こしょうをしたら、ふたをして煮ます。野菜が半煮えになったら、スープの素を入れましょう。
(4)野菜が煮あがったら、灰汁を取り、再びふたをして弱火で野菜が柔らかくなるまで、2時間ほどゆっくりと煮込みます。
(5)丸のまま入れた野菜(ジャガイモ、にんじん、かぼちゃ)を取り出し、裏ごしして鍋に戻します。
(6)5分ほど煮て、バターを加えたら味をよく見ます。好みでパルミザンチーズを加えてもいいでしょう。


私はスープにお米を入れていますが、地方や家庭によってさまざまです。パスティーナ(小さなパスタ)やスパゲティを細かく折って入れる家庭も多いですね。またフィレンツェでは、豆がたくさん入っているんですよ。イタリアに行かれたときには、様々な地方でミネストローネを食べ比べてみてください。

ブルスケッタ
BULSUCHETA
(ガーリックトースト)
材料(4人分)
フランスパン……8切れ
にんにく……1片
オリーブオイル……少々
塩……少々
作り方
(1)フランスパンは2〜3cmの厚さで斜めに切り、トーストします。
(2)トーストしたパンににんにくをすり付け、塩を少々振ります。
(3)パンが熱いうちに、オリーブオイルをかけましょう。

ブルスケッタ アッラ ケッカ
BULSUCHETA ALLA CHECCA
(南部地方のガーリックトースト)
材料(4人分)
フランスパン……8切れ
完熟トマト……2個
オレガノ……小さじ2
ロリエ……1枚
にんにく……2片
塩・こしょう、オリーブオイル……必要量
作り方
(1)トマトは湯むきし、種も取り、6mmくらいに切ります。水分を切ったらボールに入れます。ボールに、オレガノ、ロリエ、にんにくのスライス、塩・こしょうを混ぜたら、オリーブオイルを加えて混ぜ、少々置きます。
(2)パンは、ブルスケッタと同じくトーストします。パンの上に、(1)のトマトを乗せます。上にパセリを振ってもよいでしょう。

オレガノの代わりに、バジリコを用いてもよいでしょう。



今回ご紹介したミネストローネは、30年位前に出合ったのですが、とってもお味がよくて感激しました。さっそく、このゲンメ村に住む知り合いお母さんに作り方を教わりに行きました。だから、これはまさしくマンマ(お母さん)の味なのです。それ以来、私の18番なんですよ。とにかく具沢山で、栄養満点です。作り方もとっても簡単ですので、ぜひ試してみてください。
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