◆基本中の基本
トマトソース

◆ブイヨンとリゾット
◆ミラノ風カツレツと
ポテトフライ

◆スパゲッティカルボナーラとにんにくのスープ
◆かぼちゃのフライと
サーモンの白ワインの
蒸し煮

◆パンナコッタ
◆ミートソースとプラムのおつまみ
◆ミネストローネとガーリックトースト
◆クリスマスケーキと
タコとジャガイモのサラダ
◆食パンで作る野菜のラザニア
◆豚肉とキャベツの煮込みときゅうりのサラダ
◆ティラミス
◆ポテトサラダとイタリア風天ぷら
◆ツナソースをかけた
冷たい肉料理ときゅうりとクレソンのスープ
◆お米のサラダと
揚げ菓子
◆ジャガイモのスープと
バターライス
◆なすのマリネと
コーヒーシャーベット
◆じゃがいものグラタンとナポリの揚げ菓子

◆プロフィール

〜マンマの味〜 イタリア家庭料理教室

「イタリアのマンマ(母)」の味を日本に伝えて半世紀――イタリア料理研究家の 堀川春子さんは、
89歳になった現在も料理の指導や研究に心血を注いでいます。「私の味を一人でも多くの人に
きちんと伝えたい」と語る堀川さんに、本場イタリア家庭料理のレシピを教えていただきます。

◆パンナコッタ

生クリーム(panna)を煮たもの(cotto)という意味のパンナコッタは、日本ではもうお馴染みのデザートではないでしょうか? 作り方は簡単です。ぜひみなさん、お試しください。

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パンナコッタ
PANNA COTTA
(生クリームを煮たケーキ。イタリア中部コルトーナ村の名物)

point-01材料(10人分)point-01
生クリーム……600cc
牛乳……400cc
砂糖……120g
板ゼラチン……20g
バニラエッセンス……少々
ブランデー……2/3カップ
カラメルソース……砂糖150g分
水……半カップ

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point-01作り方point-01
(1)ゼラチンを水に漬けておく
(2)鍋に生クリーム、牛乳、砂糖、バニラエッセンス、水を絞ったゼラチンを加えて、煮立たないように弱火でまぜながら、ゼラチンを溶かします。
(3)ゼラチンが溶けたら、一旦火を強めます。煮立つ一歩手前で火を止め、ブランデーを加えてよく混ぜてください。
(4)プリン型を使う場合は、カラメルソースを入れて冷まし置き、(3)の材料をしずかに入れて固まるまで冷やします。またバットに流し入れて固めた場合は、盛り皿にスプーンで盛り付けて、上からカラメソースルを糸のようにかけて飾ります。

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ワンポイントアドバイス
カラメルは砂糖と水(大さじ2〜3)をフライパンに入れて、焦がさないように溶かします。煮詰めて黒くなったらできあがりです。1日置いたほうがおいしいでしょう。冷凍も可能です。

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コラム
私がパンナコッタを作るようになったのは、昭和46年に原宿に開店した「トスカーナ」に勤めていたときのことです。知人である評論家の草柳大蔵さんがやってきて、「おばさんよ。プリンであってプリンじゃないものを発見してきたからつくってくれよ。今度イタリアに行ったら、コルトーナで習ってこいよ」と教えてくださいました。
コルトーナまで出向いていただいたパンナコッタはとても美味なデザートでした。実際に地元の人に習ってきたのですが、いいかげんにしか教えてくれないので、細かいポイントがわかりません。試行錯誤して作ったパンナコッタを、お店にいらっしゃったローマ銀行の支店長さんに食べていただいたところ、「ちょっと味が違うよ。僕は毎日食べているから、今度レシピを書いてきてあげるよ」と言ってくださったのです。そのレシピどおりにつくると、コルトーナで食べたおいしいパンナコッタができました。それが今回ご紹介したレシピです。
パンナコッタと同じようにイタリアのデザートで有名なのは、ティラミスではないでしょうか。実は、日本で流行するきっかけを作ったのは私なんです。料理の講習会で紹介したとたん、あっという間に全国に広がってしまいました。でも残念なことに、ブームになると主材料の値上がりと偽者の出回りは避けられませんね。私の作るティラミスは本場の味ですから、今でも大好評ですよ。その秘訣はイタリア製のマスカルポーネチーズを使うこと。本物を使わないと本物の味にはなりませんから。
これまで30年以上にわたって、日本の皆さんにイタリア料理をお伝えしてきましたが、“本物の味”を伝えることが私のこだわりです。一人でも多くの人に本物のイタリア料理の世界をお伝えしたくて、いまでも日本全国を講習会に歩いています。

 

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