| ◆スパゲッティカルボナーラとにんにくのスープ
日本でポピュラーな料理の一つ、スパゲッティカルボナーラを紹介します。作り方が難しいと思われがちですが、ちょっとしたコツでとってももおいしいカルボナーラが作れます。にんにくのスープは夏バテ気味の体にピッタリですね。匂いが気にならない調理法ですから、気軽にいただけます。ちょっと疲れたときにいかがですか?

スパゲッティ アッラ カルボナーラ
SPAGHETTI ALLA CARBONARA
(炭火焼小屋を起源とした料理)
材料(一人分)
スパゲッティ……100g
ベーコン……25g(1cm短冊切り)
卵または卵黄……1個
生クリーム……半カップ
パルミザンチーズ……大さじ2
黒こしょう(荒びき)……少々
オリーブオイル……少々
塩……少々

作り方
(1)大きめの鍋に沸かしたたっぷりの湯に、塩を入れ、スパゲッティを茹でます。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れ、ベーコンを炒めておきます。あまりカリカリに炒めないように、気をつけてください。
(3)ボールに卵を割り、パルメザンチーズ、生クリームを加えて混ぜ合わせます。そこに、黒こしょうをたっぷり入れて、塩を軽くふりましょう。
(4)(2)のフライパンを弱火にして、茹だったスパゲッティを入れて混ぜます。水分が不足しているように感じたら、ゆで汁を入れましょう。火は消さずに、フライパンをそのまま温めておきます。
(5)(4)のスパゲッティを(3)のボールに入れ、スパゲッティとソースをよく絡めてください。
(6)(4)で温めておいたフライパンの火を消し、すぐに(5)で混ぜ合わせたスパゲッティをフライパンに戻して急いで混ぜます。余熱で火を通し、ソースが半熟状態になったら、できあがりです。


カルボナーラはなんといっても、茹でたスパゲッティに卵と生クリームのソースを絡めてから、温めておいたフライパンで軽く熱を通し、半熟に仕上げるのがコツです。スパゲッティを入れる前に、必ずフライパンの火は消し、余熱で混ぜ合わせます。火をつけたままですと、卵が固まってしまい、スクランブルエッグのようなカルボナーラになってしまいます。

ミネストラ ビアンカ アル アリオ
MINESTORA BIANCA ALL’ AGLIO
(めずらしい にんにくの白いスープ)
材料(6〜8人分)
にんにく……大8片
ラードまたはバター……大さじ2
小麦粉……大さじ2
スープの素……ビーフとチキンそれぞれ2個ずつ
水……2リットル
湯……1リットル
卵白……2個分(解きほぐす)
フランスパン……一斤(薄くスライス)
塩、こしょう……少々
オリーブオイル……少々

作り方
(1)にんにくを薄くスライスします。
(2)鍋にオリーブオイルを少量入れてバターを溶かしたら、弱火にしてにんにくを入れます。色がつかないように、やわらかくなるまで炒めましょう。
(3)鍋の火をいったん止めて、小麦粉を加え、手早く、だまができないように混ぜます。再び火をつけ、ゆっくりと混ぜながら、熱い湯を徐々に加えていき、一度煮立たせます。スープの素、塩・こしょうをして、さらに20分ほど煮込みます。スープの素は、ビーフとチキンを1個ずつ入れ、味をみながら、足りないようなら一つずつ加えてください。
(4)煮込んでいる間の時間を利用して、薄く切ったフランスパンをトーストします。焼けたら表面ににんにくを擦りつけ、香りづけしましょう。
(5)(3)のにんにくが溶けるくらい煮えたら、十分に煮立てて火を止めます。同時に解きほぐした卵白をいっきに入れ、すぐにハンドミキサーまたは箸で手早く混ぜます。卵白がまるで粉雪のようになります。スープの味を調えて、できあがりです。
(6)器にスープを盛り付けます。このときに、(4)のトーストをスープの上に浮かべたり、スープ皿に盛り添えてもいいでしょう。


このスープは、卵白を入れることでにんにくの匂いが消え、また、溶けるぐらい煮てしまうので、にんにくが苦手な人でも気になりません。特に男性に人気がありますね。食欲のない夏にはピッタリのスープです。


カルボナーラというスパゲッティは、昔、炭焼き小屋の職人たちが小屋につるしてあるベーコンを使って作ったことから、はじまったそうですよ。カルボナーラスパゲッティにかかせない黒こしょうは、当時の職人たちの手についていた炭が、スパゲッティに落ちたものを表現しているんですね。
カルボナーラは日本でもお馴染みで、どのパスタ料理店でも見かけます。でも私が見る限りでは、どれもカルボナーラもどきで、ちょっといただけないですね。今回ご紹介した方法は、作り方は簡単ですが、本物のカルボナーラが作れます。以前、講習会で教えた方は、このカルボナーラがお子さんにも大変好評で、定番メニューになっているそうです。お子さんに人気のメニュー、ぜひ、作ってあげてください。 |