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澤畠久枝
6歳と3歳の男の子を持つ37歳の母。夫の海外赴任に伴い、2004年4月からジュネーブへ。現在、育児の傍ら現地語であるフランス語習得のため、勉強中。

◆地球のどこかで
暮らしエッセイ

ジュネーブの空から

初めての長期海外生活。
ジュネーブでの暮らしは、まだ始まったばかりです。

家庭菜園

ボンジュール!

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W杯開催中、地域の花壇もサッカー模様に変身しました

サッカーのワールドカップは、大盛況の中、幕を閉じました。サッカーの本拠地ともいえるヨーロッパの盛り上がりは、やはりすごい! スイスでも、久々にグループリーグをトップで通過したこともあり、かなり盛り上がりました。おもしろいのは、ワールドカップ開催期間中、各家々の窓越しには応援する国の国旗が掲げられ、街全体が色鮮やかになります。そして、勝利した国を応援していた人達は、車のクラクションをけたたましく鳴らし、走り去っていきます。

さて、夏本番を迎えているジュネーブ。例年より1ヶ月遅めに、ようやく暑くなったかと思うと、世界各国でも気温の上昇が報道されているように、こちらも暑い日が続いています。

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夏の花といえば、ひまわり。ひまわり畑があちこちで見られます

我が家ではこの春から、家庭菜園を始めました。当初、主人はやる気満々でしたが、私は経験がなく消極的でした。でも、主人の友人家族から送って頂いた家庭菜園の本や、温かい励ましのメッセージ、そして数種類の種を見ているうち、「私にもできるかも!」と、一挙にやる気が出ました。今では、野菜のお世話は私の仕事になっています。
スイスでは、大抵の家の庭では、小さいながらも野菜畑を見かけます。これはスイス人の知恵のひとつ。永世中立国のスイスは、第一次大戦中に食糧難に見舞われ苦汁を飲んだことで、それ以来、町も村も家庭菜園を盛んに呼びかけました。「一家に一菜園」は、ここから始まったようです。

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初挑戦の菜園、果たして成長してくれるのか心配でした

時を経て、農薬に対する懸念からも、安全な家庭菜園はさらに広まっています。また、役場も、庭を持たない人達でも栽培ができるよう、土地を貸し出しているそうです。畑を使いたい人は役場に申し込み、畑の一画が空いた時に割り当てられるというもの。そういえば、日本のテレビ番組でも、畑を使いたい人が農家の畑を借りて、作物の作り方を教えてもらいながら栽培を体験しているという紹介がありました。どこでも、健康のために、無農薬、有機栽培に注目するのは、同じなのでしょう。

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作物がぐんぐん生長していく光景は、嬉しいものです

実際、種が芽を出し、成長していく光景は感動的です。苗を購入し、一生懸命栽培しながら育った作物を収穫する喜びも一入。日本にいる時は、実家の母が手間隙かけて、美味しい野菜や果物を作っては、毎年私たちに送ってくれていました。その母の思いがぎっしり詰まっている野菜を、無駄にしないで頂こうと感謝していた日々を思い出します。
いざ、自分が育てる側になってみると、手間隙かけないと、やはり、作物は実らないことや、今までは、目にも触れなかった虫(いわゆる害虫)に困りながらも、いろいろな命があることなど、新たに感じるもの、学ぶことの増えた今日この頃です。子供たちも、自分が蒔いた種が成長していく姿に、少なからず、何かを感じとってくれていることでしょう。食卓にも野菜サラダが増えました(笑)。

オルヴォワール

 

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