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澤畠久枝
6歳と3歳の男の子を持つ37歳の母。夫の海外赴任に伴い、2004年4月からジュネーブへ。現在、育児の傍ら現地語であるフランス語習得のため、勉強中。

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暮らしエッセイ

ジュネーブの空から

初めての長期海外生活。
ジュネーブでの暮らしは、まだ始まったばかりです。

夫婦でお出かけ

ボンジュール!

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家族で訪れたジュネーブモーターショー2006。環境にやさしい車、介護にも適した車のデザインが印象的でした。

欧州では、大人の生活と子供の生活の間には、はっきりと一線が引かれ区別されていて、大人社会では夫婦単位、カップル単位で行動する場が多いようです。しかし、子供が小さいと、預かってもらえる人がいなければ、夫婦単位の行動は難しいのが現状。
ジュネーブに滞在している間にそんなチャンスはあるかな? と思っていたところ、意外にも早く実現しました。親交の深いファミリーが、快く子供を預かってくださったからです。

そんなわけで、ジュネーブに来て、初めて夫婦水入らずで出かけることになりました。
向かった先は、外国では初体験のオーケストラ演奏会。主人の知人が、スイス軍楽隊のゲスト指揮者として出演とのことで招待して下さいました。この日の演奏はスイス軍楽隊によるものでした。オープニング曲のスイスの国歌が演奏されると、ホール内の満席のお客さまが一斉に起立。その様子は私にとって、とても新鮮でした。

スイスは、永世中立国であり、“国民皆兵制”により、国民全員が兵士であり、武装民兵です。毎年、決められた期間は、軍隊としての訓練があるため、徴兵されます。この軍楽隊に選ばれた人たちは、音楽訓練のプログラムが用意されており、訓練の成果として、毎年CDを制作しているのだそうです。会場の入り口には、沢山のCDが販売されていました。
国歌が終わり、着席をした後、改めてホール内を見渡してみると、ほとんどの方が白髪のカップルでした。長い歴史を持つ、クラッシック音楽の欧州であっても、若者離れの傾向にあるのでしょうか? しかし、この日のプログラムは、実に楽しいもので、私が抱いていたクラシック演奏会への「硬い」というイメージが、ガラリと変わりました。
というのも、進行者のコメントや、曲の紹介、指揮者のコメントなどで、会場から笑いが出るほど、とても和やかな雰囲気なのです。ある曲では、指揮者がなにやら小道具台のようなものとともに登場したかと思うと、指揮の合間に、面白い音の出る楽器(アニメーションなどで使われる滑った時の音やぶつかった時の音を出すもの)を、指揮者自らが奏でるのです。時には、顔だけ会場に向けて「ブー」と楽器を鳴らしたり……。思わず笑ってしまいました。他にも、楽隊員が声を揃えて歌う場面などもあり、ユーモアあふれる聴き応え十分の演奏会でした。

預けた子供たちのことが気がかりでしたが、こちらも大好きなご家族と楽しい時間が過ごせて、大満足のようでした

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かわいいデザインの車に思わずシャッターを・・・

余談ですが、演奏会など、夫婦、カップル単位で参加するような催し物では、聞いていた通り、皆さん、フォーマルな服装でした。こちらのマナーのようです。しかし面白いことに、子供の学校に関すること、例えば、入学式や卒業式などは、日本では親も子もきちんと着飾っていきますが、ここでは、特に普段と変わりなく、ジーンズ姿だったりします。これも、文化の違いなのでしょう。

オルヴォワール

 

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