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澤畠久枝
6歳と3歳の男の子を持つ37歳の母。夫の海外赴任に伴い、2004年4月からジュネーブへ。現在、育児の傍ら現地語であるフランス語習得のため、勉強中。

◆地球のどこかで
暮らしエッセイ

ジュネーブの空から

初めての長期海外生活。
ジュネーブでの暮らしは、まだ始まったばかりです。

ホームパーティ

ボンジュール!

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ウコさんご夫婦と

海外生活の中での我が家の変化の一つは、ホームパーティーやティーパーティーへの招待を受けて出かけることや、自宅に招待するといった機会が、日本にいるときより増えたことです。
親しい人や日ごろお世話になっている人などを招いて、楽しいひとときを過ごし、親交を深めることができ、また、新たな出会いにもつながり、私にとっても楽しみな時間の一つとなっています。
日本人同士のパーティーでは、和食を意識したおもてなしをするというスタイルも多いのですが、先日ご招待くださったスイス在住20年という、スウェーデン人のウコさんご夫妻のおもてなしをご紹介しましょう。

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絶品のサーモンのオーブン焼き

気軽なホームパーティーと言っても、実は基本的なマナーがあるのです。
まず、招待されたお宅を訪問するときは、日本人のように約束の時間よりも早めに行くというのは、マナー違反! 約束の時間から30分以内の間に訪れるのがベターなのだとか。
そして招待して下さった方には、ちょっとした手みやげを持っていきます。女性に対しては花やチョコレート、男性にはワインなどが一般的に選ばれるようですね。
おもてなしの基本は、女性もテーブルから離れる時間を極力短くして、会話に加わることが大切とされていて、ウコさんの奥様のおもてなしはそのお手本のようでした。
おもてなしの手順や食材などは、もちろん国によって独自のスタイルがあります。ジュネーブはフランス語圏なので、フランス式になるのでしょうか……。

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タマラのカナッペ

パーティーのスタートは、まずソファにかけて、カナッペ(カナッペ用の薄切りの小さなパンにタマラという魚のペーストを塗ったもの)をつまみながらワインを楽しみ、しばらくくつろぎます。次にテーブルへ移り、メインの食事をいただくのですが、日本人ということでご配慮くださったようで、この日はライスと、サーモンのオーブン焼きでした。このサーモンは辛口のたれにサーモンをじっくりとつけこみ、オーブンで40分焼いたそうです。とてもおいしい一品で、さっそくレシピまで教わってきたほどです。
そしてデザートは、りんごの上にクッキー生地をのせて焼いたものに、バニラアイスをかけて食べるのですが、その相性の良さに感激しました。
最後に再び、ソファに戻り、エスプレッソをいただきました。フランス式では、最後にチーズを食べる場合もあるそうです。
子どもたちもすっかりくつろぎ、会話も十分に楽しめる、温かく和やかなおもてなしをいただきました。これから私も、自らも会話を楽しみつつ、流れるような接待ができるように、奥様をお手本にがんばろうと思いました。

オルヴォワール

 

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