“素晴らしい出会い”という宝もの
ボンジュール!
クリスマス(フランス語ではノエル)シーズンを迎え、街の通りやショッピングセンターも華やかに彩られています。長男の幼稚園でもクリスマス会があり、歌の披露や工作作品にふれ、子供の成長を実感し、幸福感でいっぱいになりました。
4月からジュネーブに暮らし始めて8ヶ月。その間、沢山の人の真心に支えて頂いたこと、とても感謝しています。日本からの応援メールや、思いもかけない贈り物に感激し、励みになってきました。
そして、こちらでの新しい出会いも、私たち家族にとって大切な宝ものです。
ご主人の仕事の都合で、長年ジュネーブに暮らす日本人のMさん。彼女は私にとってスーパーウーマン的存在です。今回は、私たち家族が、彼女から受けた親切の数々と、彼女の優しさと思いやりにあふれた暮らしぶりの一端をご紹介します。
私が何よりも感謝していることは、Mさんの温かい言葉でした。
ジュネーブに来て初めての夫の出張が数日後に控え、不安でいっぱいだった時に、Mさんとの出会いがありました。出会ったばかりの私たちを、すぐに、この辺りで一番格安なスーパーに連れて行ってくださり、ご自宅で昼食をご馳走してくださいました。そして、夫が出張に出かける際には、「ご家族のことは私にお任せください」と言ってくださったのです。
夫の出張中、子供たちと私だけの日々を過ごすことに不安を感じていた私に、「海外生活で、初めてご主人がいない時ほど、不安なものはないでしょう」と言って、毎日自宅に顔を出してくださいました。
言葉が話せない私の最大の不安は、子供たちの体調が悪くなった時の対応です。夫が留守の間に何かあったらどうしよう・・・と、不安に思っていた私の気持ちを察し、「ご実家だと思って、お子さんが具合の悪い時は、夜中でもいいから連絡してきてくださいね」と、優しい言葉をかけてくださったMさん。この一言でどんなに安心できたことか。
その後も、夫の出張の度に会いに来てくださり、電話をかけてくださいました。そして、私と同世代のお子様がいらっしゃる日本人のファミリーを紹介してくださり、事あるごとに、ホームパーティを開いてくださいます。
私のスランプ状態の時には、話を聞いてくださり、明るく励ましてくださるMさん。体調を配慮して、夕食の品やデザートなど届けてくださることも何度もありました。
私は、Mさんの温かさにふれるたびに、涙がこぼれ、彼女の生き方に感動しました。
そんなMさんとも、とうとう12月でお別れです。ご主人の転勤でアメリカへ行かれる日が迫ってきました。分かっていた事とはいえ、寂しさが込み上げてきます。
Mさんから本当に多くのことを学びました。ご縁を大切にすること。「否定」がなく、我が子も、人の子も沢山褒めて大切にされること。惜しみなく人のためにお世話をすること。とても元気で明るいこと。どんな時も必ずお礼の気持ちを、言葉や行動などで表わされること。言葉使いがきれいなこと。人と同じ気持ちになって聞いてくださり、諭す言い方はしないこと等々。
彼女がスーパーウーマンたる所以を、まだまだ伝え切れていませんが、学んだことを一つでも見習い、人様に喜んで頂けることが出来る自分を目指して、努力していきたいと思います。Mさん本当にありがとうございました。
オルヴォワール |