ほこり多き街
日本では、多くの方が花粉症に苦しんでいる頃だろう。私も例外ではない。タンザニアに来て、その苦しみから離れられると思っていた。しかし、現実はそう甘くはなかった。
ここモロゴロ郡は、人口約20万人のこぢんまりとした地域。それでも街の中心部には、大小2つの市場をはじめ多くの商店が立ち並び、活気に満ちている。特に午前中は、比較的気温が低いせいか、通行人や自転車に乗った人でごった返す。
中心部の道路はきちんと舗装されている。日本と同じように車は左側通行なので、私たち日本人にとっては馴染みやすい。ところが、脇道に入ると景色は一変する。アスファルトは姿を消し、地面はむき出し。ベージュの土に、ごろごろと石(時には大きな塊がある)が転がっている。車高のある車ならいいが、我が家の車ではよく起伏や岩にぶつかり、短い距離でも結構疲れるのだ。そんな感じだから、パンクも頻繁。話によると7〜8カ月に少なくても1回はパンクをするとか。
タンザニアには、乾期と雨期があるが、今は乾期。雨は全くと言っていいほど降らない。となると、そのむき出しの道も乾き、車で走ると土埃が舞い上がる。前に車が走っていると、視界がさえぎられるほどだ。
ところで、どこが「花粉症」につながるのか?
実はここでは、『花粉症』ならず『埃症(?)』なのだ。先日、夫婦で体調を崩し、熱と咳の症状に見舞われた。
マラリアの危険性があるので、病院に行って検査をすると、何と原因は埃。たくさんの埃を吸ったことで、風邪の症状がでるという。その埃の中にウイルスが入っていると、高熱の原因になるそうだ。日本の道は、ほとんどコンクリートで固められているから、こんな事が起こるなんて想像できないだろう。
恐るべき埃の威力に立ち向かいながら、もうすぐ来る雨期を待ちわびている。でも、雨期は雨期で何が起きることやら・・・。
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