◆日本と似ている? スリランカの新年の迎え方 ◆結婚式 ◆結婚式−2− ◆伝統の行方は???? ◆突然の別れ ◆空腹の日々 ◆ワンダーランド ◆2つの顔 ◆2度ある事は・・・ ◆ほこり多き街 ◆厚い壁 ◆雨の季節 ◆音もなく忍び寄る恐怖 ◆迷路の中の宝たち ◆Mamaと呼ばないで ◆頭は使いよう ◆洗面器の底の楽園1 ◆洗面器の底の楽園2 ◆季節はずれのクリスマス ◆5年に一度の熱い季節 ◆とうとう上陸 ◆楽しい道中
◆地球のどこかで 暮らしエッセイ
さまざまな国での暮らしを経験。 支援活動に奔走する毎日を送る武田さんです。
伝統の行方は????
伝統行事ともなると、溢れんばかりの信者が一日中祈り続けるお寺の菩提樹
ポルトガル、オランダ、そしてイギリスと、長い間ヨーロッパの国による植民地支配が続いてきたスリランカ。独立から約60年を経た現在、スリランカの人々は自国の自然を守り、自分たちの文化を基盤とした生活を営みながらも、他国の文化も上手に取り入れている。一方、若者の伝統離れが深刻化しているとも言われる。インド、スリランカといえば民族衣装のサリーを思い浮かべる人もいるだろうが、都会にいる若者のほとんどはジーンズやTシャツといったカジュアルな服装だ。
植民地時代に広まったレース編み。今は観光用で残され、その手間からか、継承者が殆どいなくなっている
また、伝統行事も、徐々に軽視される傾向にある。こうした状況を年配層は危惧し、新聞にも特集記事が掲載されるほど。お正月のとある記事では、若者に「お正月の儀式をどう思うか」という質問が投げかけられ、主に10代の意見が紹介されていた。『伝統は大切だと思うけど、それよりも友達と過ごした方が楽しい』という声があれば『これまで続いてきた伝統を、親から引き継ぎ大切にしていきたい』という意見も見られた。 さて、スリランカは今後どのように変わっていくのだろうか。一旅行者としては、伝統をいつまでも尊重し、訪れる人々に「大切な何か」を思い出させてほしいと願っている。
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