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◆地球のどこかで 暮らしエッセイ
さまざまな国での暮らしを経験。 支援活動に奔走する毎日を送る武田さんです。
結婚式
写真撮影の一幕。花婿から花嫁にブーケが渡される(中央にいるのは、介添人)
スリランカの結婚式はホテルや自宅で式を挙げたあと、ホールなどで披露宴を開くのが主流だ。衣装はもちろんサリー。私が出遇った結婚式は、キャンディスタイルの古式豊かなもので(キャンディとは仏歯などが埋められているお寺で有名な古都)、花嫁はたくさんの金の装飾に包まれ、花婿は勇ましいいでたち。
古典リズムに乗り、花嫁たちを先導するダンサー
まずは写真撮影などを済ませ、その後、会場入り。それがまた独特。古典リズムが流れる中、踊り手の先導で、まずはゲストたちが、そして衣装を替えた花嫁が、バージンロードさながら、父親と思われる人に手を引かれ、親族とともにホテルのロビーから会場に向かって進んでいく。
残念ながら会場の様子はわからなかったけど、料理はもちろんカレーが振舞われるらしい。通常、式は午前中、披露宴は夕方に行われる。と言うのも、陽が昇る縁起のいい時間に、新しい門出を祝うためだ。何とも自然を尊重するスリランカらしい。
かわいい天使達に導かれ、ちょっと緊張した花嫁が会場へ入っていく。
もう一つの特徴は、色。それは、移動する車や、花嫁の衣装にあらわれる。結婚式からハネムーンを迎えるまでは白。ハネムーンを迎えた後は赤を身につけて、新居へ向かう。ある日、赤いテープで飾られた車をたくさん目にした。何でみんなが同じ日に結婚するのかというと、前回も触れたが、占星術によって決められた日に結婚式を挙げるのが一般的らしい。星に導かれた結婚式、何ともロマンチックだ。
次回は、結婚式にたどり着くまでの前段階のお話。お楽しみに。
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