◆日本と似ている? スリランカの新年の迎え方 ◆結婚式 ◆結婚式−2− ◆伝統の行方は???? ◆突然の別れ ◆空腹の日々 ◆ワンダーランド ◆2つの顔 ◆2度ある事は・・・ ◆ほこり多き街 ◆厚い壁 ◆雨の季節 ◆音もなく忍び寄る恐怖 ◆迷路の中の宝たち ◆Mamaと呼ばないで ◆頭は使いよう ◆洗面器の底の楽園1 ◆洗面器の底の楽園2 ◆季節はずれのクリスマス ◆5年に一度の熱い季節 ◆とうとう上陸 ◆楽しい道中
◆地球のどこかで 暮らしエッセイ
さまざまな国での暮らしを経験。 支援活動に奔走する毎日を送る武田さんです。
日本と似ている? スリランカの新年の迎え方
料理を作る間、絶え間なく叩かれる太鼓。お祝いに華を添える。
ひょんなことからスリランカでの生活が決まり、ばたばたと日本を出てきた。父親と2人で旅行して以来、10年ぶりのスリランカは、どんなふうになっているのだろうか。
スリランカは「インド洋のしずく」と言われているように、インドの先端にある、まるで水玉がこぼれるような形の島国。信仰心がとても厚く、仏教、ヒンズー、イスラーム、キリスト教が共存している。2年前まで続いていた内戦も落ち着き、今は平和プロセスを前進中だ。
目鼻立ちがすっきりした、ダークな肌の人たち。かっこいい、そして綺麗な人たちが目につく。足も長いし、うらやましい限り。とってもフレンドリーな国民性らしく、街を歩けば、どこからともなく声がかかる。「私が外国人だからだろうか」と思っていたら、現地の人にも気軽に話しかけている。目が合うと、笑いかけてくる。あふれる笑顔からこぼれる白い歯が、とても眩しく、印象的だ。
スリランカの伝統的なお菓子。家族や親戚など大勢で、お菓子や料理を囲みお正月を祝う。
私がスリランカに来たのは今年の春。なんとスリランカではこの時期に「Avurudu(アウルドゥ)」と呼ばれる新年を迎える。占星術に基づいて1日の行動が決められ、事前にTVや新聞でその時間が国民に発表される。何もしてはいけない時間、料理を始める時間、食べ始める時間、さらには初仕事に出る時間等々。
日本では、「初物は東を向いて笑いながら食べる」という慣わしがある。スリランカでも、やはり占星術で決められた方角を向きながら、料理を食べるそうだ。どこか日本と似ている気がして、懐かしさを感じた。
Page up