◆気持ちを伝える
“潤滑剤”

◆おもてなし編
「プラス1の心を大切に」
◆訪問編「ほどよい緊張感を忘れずに」
◆和心「茶道の魅力」
◆和服を楽しむ
◆より良い人間関係を築くには 『親しき仲にも礼儀あり』
◆より良い人間関係を築くには 「“切り替え”が成功の秘訣!?」
◆好かれる人の会話術
「“晴れ”の気持ちを
伝えよう」

◆自分の中の“温かさ”に気づく

 

◆プロフィール

素敵な女性になる秘訣

マナーを心得た女性は、女性らしさや美しさ、優しさがあふれています。
とても素敵ですよね。マナーは、相手への礼儀や思いやりとしての行いですが、
自分を磨くための方法でもあります。マナーを通した心磨きを学びませんか。

自分の中の“温かさ”に気づく

昨年から始まった連載も、いよいよ最終回を迎えました。最後まで読んでくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

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連載のタイトルにもさせて頂いた「素敵な女性」「美しい女性」と聞いて、皆さんはどんな女性を連想されますか? 洋服をおしゃれに着こなし、きれいにお化粧した芸能人やモデルのような女性を思い描かれる方もおられるでしょう。
お洋服やお化粧も、もちろん毎日の生活になくてはならない大切なものですが、「女性」ということを考えたときにわいてくるイメージは、見た目の美しさだけではなく「温かさ」や「潤い」といった、もっと内面的なものではないかと思います。
見た目の美しさは、お化粧の仕方を覚えたり、お洋服のセンスを磨いたりと、いろいろな方法で作り出すことができますが、私たちの内にある「温かさ」「潤い」とは、後から作るものではなく、生まれながらにして誰もが持っているものだと私は思います。
私たちは、生まれる前から母親のお腹の中で十月十日(とつきとおか)も育てて頂き、大勢の方に見守られる中、命がけで生んで頂きました。自力で生まれた方は一人もいないはず。そのように、たくさんの喜びや愛情を受けてこの世に生まれてきたからこそ、私たちは必ず自分の中に「人を思う温かさ」「心の潤い」を持っているのです。
そして、一つひとつ歳を重ねていく中でさまざまな経験を積みます。楽しい事や憂い事、すべての経験が糧となり、心の潤いが増していくのではないでしょうか。そう考えると、歳をとることも素敵ですよね。
連載を通して皆さまに学んで頂いたマナーや作法とは、私たちがもともと持っている「温かさ」「潤い」に気づき、引き出すためのものです。
マナーとは「相手に不快な思いをさせない」ということが重要です。相手をまず観察し、相手に合わせて自分が変わっていく中で、マナーは自然に身につきます。相手の立場になって考えることで、その人を大切にしたい、喜んで頂きたいという思いがわき、「温かさ」「潤い」が芳醇に引き出されていくのです。

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私たちは毎日たくさんの人と触れ合います。いつも「相手を思う心」でいられるといいのですが、つい忘れてしまうこともあります。私は、寝る前に「今日の自分はどうだったかな」と振り返るようにしています。自分の行動や心に思いを馳せるうちに、「今日も何事もなく無事に終えることができた」と感謝の気持ちがわいてきます。そして、また新しい1日を元気に迎えられる。そうやって1日1日を大切に受け止めていくと、本当に、自分の力で生きているのではなく、大いなる命に生かされているのだと感謝でいっぱいになるのです。
生かされている自分の命に感謝できると、周りの人やすべてのものが愛しく思え、優しくなれます。自分の根底からわき上がる「相手を大切にしたい」という心が、マナーの基本であり、女性としての本来の美しさではないでしょうか。

まずは、自分自身を心から愛してあげてください。自分の中に眠っている「温かさ」「潤い」に気づいたあなたは、きっと素敵な女性になれるはず♪

 

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