ネイルアート編
クローゼットにはジーンズとTシャツのみ、という私。「ネイルアートをして、着られる洋服がなくなったらどうしよう〜」と恐怖におののきながらネイルサロンへ潜入しました。美しいネイリストのお姉さんに迎えられ、まずは手と足のケアからスタート。
最初に体験したのはパラフィンパック。保湿成分がたっぷり含まれているパラフィン(ロウ)の入った容器に、手と足をくぐらせます。薄い膜ができたところでタオル地の袋をかぶせ、10分程度蒸らします。ジンジンと包み込むようなあたたかさに、早くも意識がもうろうとしてきました。
続いて、「アロマテラピー」の回でも体験したアロマオイルマッサージ。保湿成分の浸透率がさらに増すのだそうです。そして結果は……。おぉーう手も足もスッベスベです。
「おかげさまでこんなに潤いましたよ」と、お姉さんに感動の報告をすると、「うーん、ずいぶん老化現象が進んでますよー」と一言。ろ、老化現象ですか?! そりゃあピチピチってほど若くはないですが、まだまだ20代、花盛りなんですよ!!
「爪に縦ジワがあるでしょう。これは老化現象なんですよ」。あ、爪のことですか。
お姉さん曰く、爪にできる縦ジワや指のささくれは乾燥が原因なのだそうです。クリームやオイルなどで保湿をまめにしてあげると、徐々に回復していくのだとか。ちなみに、爪の根元を傷つけたり、精神的なストレスを溜め込んでいると、爪がデコボコになってしまうんですって!
爪の甘皮を薬剤で柔らかくし、爪の根元に向かって優しく押し上げます。「甘皮を処理してから塗ると、塗り上がりがキレイなラインなるんですよ」。「ベースコートは爪の黄ばみを防いでくれる効果があります」。なるほどなるほど。“ネイルアート道”は、まず爪と指先のケアから始まるのですね。勉強になります。
いよいよ塗りに突入です。最初に、爪先の断面にマニキュアをひと塗りして、ネイルのもちをよくします。2度ずつていねいに塗った後、花柄の『3Dアート』を試してみました。3Dアートというのは、アクリル樹脂を立体的に爪に乗せる技法のこと。爪楊枝ほどの筆で樹脂を爪に乗せ、器用に花びらの形に整えていきます。慣れるまで繰り返し繰り返し練習するのだそうで、彫り物の工芸品のよう。匠の技が光ります。
ついにできあがりました。花びらがぽこぽこと爪から浮き出ていて、自分で言うのもなんですが愛くるしいです! 家でもできるネイルケアの極意をたくさん教わり、大満足の体験でした。
がらっと雰囲気が変わった私の指先を見つめ、思わずニヤニヤ。そして、ネイルに合う服を探しにそそくさとデパートへ向かったのでした。オシャレ不精の方へ、たまにはこんなうかれ方もいいものですよ。
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