
東洋医学では、人体は常に自然と一体であり、心と体もまた一体である、ととらえています。つまり「健康」とは、自然と人体のリズムが調和した状態で、体内の気(エネルギー)と血(脈中を流れ、目に見えて体中に栄養を与えるもの)がスムーズに流れている状態をいい、「疾病」とは、自然と人体のリズムが不調和で、人体の中を流れる気血が不足したり滞ったりすることをいいます。
ストレスなど心に問題を抱えていると、それが体に影響をおよぼし、体調を崩してしまいます。
今回は、ストレスから起こる2つの症例を挙げ、それに効くツボをご紹介します。

『神経性胃炎』
東洋医学では、人間の血液は昼の間に肝臓から大量に流され、その血液は夜になると肝臓へ戻るとされています。
この血液循環が崩れると、夜、肝臓に戻るべき血液が脳に残った状態になり、それが不眠の原因になります。
( 症 状 )
病変によって異なりますが、上腹部の痛みや吐き気、嘔吐などが主症状としてみられます。
( 治 療 方 針 )
背部や腹部にあん摩マッサージ指圧を加えることで、胃の働きを活発にします。また、精神安定の効果もあります。



『不眠症』
東洋医学では、人間の血液は昼の間に肝臓から大量に流され、その血液は夜になると肝臓へ戻るとされています。
この血液循環が崩れると、夜、肝臓に戻るべき血液が脳に残った状態になり、それが不眠の原因になります。
( 治 療 方 針 )
指圧をすると、精神的興奮を鎮静させ、さらに全身の調整がはかれるので血液の悪循環を断ち切ることができます。手足を揉んだり、軽くマッサージを行うととてもリラックスします。

「中渚」
血液循環を正常に戻して不眠を解消するツボです。
手の甲の薬指から手首に向かう骨と、小指から手首に向かう骨が交わるところのくぼんでいる部分です。寝る2〜3時間前に自分でマッサージするとよいでしょう。

今年ももうすぐ終わろうとしています。1年の締めくくりとして、溜まった疲れを取り除きにマッサージ治療院に足を運んでみてはいかがでしょうか。ゆっくり施術を受けることで心身共にリラックスできます。 |