(監修 安養寺
恵・森利子バレエ団代表)


◇より優雅に、大きく
前回のデヴェロッペのレッスンでは、より大きく優雅さを表現するため、脚を高く上げながら、全身を使って広がりのある動きができるようすることをレッスンしました。今回のグラン・バットマンでは、力強く勢いをつけて、脚を高く振り上げて力強さを表現します。バレエの舞台上では、踊り手の見せ場でもあります。
グラン・バットマンとはフランス語で、グランとは「大きい」、バットマンとは「打つ」を意味します。脚を大きくすばやく上に打ち上げるようなイメージなのですが、脚を高く上げることばかりを意識せず、脚を戻すときはていねいに、ゆっくりと元のポジションに戻しましょう。脚の上げ下げに強弱がでることで動きにメリハリが出て、上げるときの速さがより際立ちます。
はじめは無理に高く上げようとして、上半身が後ろに反り返ってしまったり、軸足まで意識が届かず、膝が曲がってしまったりすることがあります。振り上げる側の脚だけでなく、支えとなる軸足もしっかり伸ばしきりましょう。脚を高く上げることよりも、指先にいたるまでしっかり意識して、正しいポジションで行うことを心がけてくださいね。
◇前に出すグラン・バットマン
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◇横に出すグラン・バットマン
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◇後に出すグラン・バットマン
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バレエの公演で使われているステキな衣装を紹介します。
8.ロマンチック・チュチュ

“四季”より雪の女王。チャイコフスキー「悲愴」より(安養寺恵)

森利子バレエ団の大人の初心者を対象にした「シンデレラクラス」で、
優雅なバレリーナをめざして、レッスンをはじめたソンミの体験ルポです。 |
先日のレッスンでは、ついに、バーから離れた踊りのレッスンが加わりました。それまでも、バーレッスンだけではなく、ステップを中心に踊りの一部をレッスンしてきましたが、先日は二人組みになって、向かい合って踊るというものでした。
毎回、先生の動きを見ながら、物まねをするのが精いっぱいの私にとっては、踊りとなっただけで、パニック状態に! 踊りそのものは、今までにレッスンしてきた動きを組み合わせただけなのですが、どうも私は人と同じ動きができません。いつも他の人とは違う脚を出してしまったり、次の振りを忘れてしまったり……。自分のできなさ加減に、ゲンナリしてしまいました。
それでも、先週はまったくできなかったステップができたり、先生にほめられたりすると、単純な私はうれしくなって、バレエのレッスンが楽しみです。大人になると、自分の努力が報われなかったり、人からほめられることが少なくなったりと、子どものときのような喜びを感じることが少なくなったような気がします。でも、バレエのレッスンをとおして、そんな忘れていた子どものころに味わった、純粋な喜びをまた感じられることが何よりもうれしいです。
<スタッフ☆ソンミ> |
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