◆きっかけ ◆出発 ◆初めてのお産 ◆言葉の壁とマッサージ効果 ◆ヨルダン名所めぐり ◆平和への願い
◆生き方ファイル スペシャル
国際ボランティアを夢見て助産師になった上重江里さん。 国や民族の違いを超えた、たくさんの新しいいのちとの出会いを綴ります。
私にヨルダンでの貴重な体験を与えてくれた、このプロジェクトの趣旨は、専門技術を持つ者が海外に赴き、活動しながら真の平和を目指すものです。 人々と触れ合う中で感じたことは、誰もが平和な日々を望んでいて、心豊かに生きたいと願っているということです。けれど、人は平和を願う心と同時に、わがままで自分勝手な心も合わせ持っています。きれいな心も醜い心も自分が持っている、と認識している人ほど、人間の底が深く、他人を理解できる温かい人のように思えます。すべてを受け入れられるよう器を広げていくために、人との関わりを通して自分の心を見つめ、よく知っていく他にないように感じました。
ちっぽけな一人の人間が、平和を願う心を大事にして人と触れ合い、みんなで手をつなごうとする所に平和が訪れるのです。それはどこにいても、誰にでもできることだと思います。
心に願うことで、人生はその方向に進んでいくと聞きます。 「共に生きる世界を目指して、生まれがいのある人生を送りたい」。 それが私の願いです。その願いを見失うことなく、今この瞬間、私がいる場所で、隣にいる人との間に平和を築くことこそが大切です。世界平和への道は、はるか彼方ではなく、すぐ足元にあったのです。
カリタスヨルダンの責任者、ジャマル氏。 みんなから慕われ、スマートで温厚な方でした。 「困ったことがあれば、いつでも連絡下さい。」 その言葉が今でも心に残ります。
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