◆きっかけ
◆出発
◆初めてのお産
◆言葉の壁とマッサージ効果
◆ヨルダン名所めぐり
◆平和への願い

上重江里
山口県出身。平成6年に芳ジュ女学院情報国際専門学校に入学。平成12年に佼成病院に入職し、現在、助産師として産婦人科に勤務。

◆生き方ファイル
スペシャル

カモン ベイビー 助産師うえしげこの泣き笑い奮闘記inヨルダン

国際ボランティアを夢見て助産師になった上重江里さん。
国や民族の違いを超えた、たくさんの新しいいのちとの出会いを綴ります。

平和への願い

私にヨルダンでの貴重な体験を与えてくれた、このプロジェクトの趣旨は、専門技術を持つ者が海外に赴き、活動しながら真の平和を目指すものです。
人々と触れ合う中で感じたことは、誰もが平和な日々を望んでいて、心豊かに生きたいと願っているということです。けれど、人は平和を願う心と同時に、わがままで自分勝手な心も合わせ持っています。きれいな心も醜い心も自分が持っている、と認識している人ほど、人間の底が深く、他人を理解できる温かい人のように思えます。すべてを受け入れられるよう器を広げていくために、人との関わりを通して自分の心を見つめ、よく知っていく他にないように感じました。

ちっぽけな一人の人間が、平和を願う心を大事にして人と触れ合い、みんなで手をつなごうとする所に平和が訪れるのです。それはどこにいても、誰にでもできることだと思います。

心に願うことで、人生はその方向に進んでいくと聞きます。
「共に生きる世界を目指して、生まれがいのある人生を送りたい」。
それが私の願いです。その願いを見失うことなく、今この瞬間、私がいる場所で、隣にいる人との間に平和を築くことこそが大切です。世界平和への道は、はるか彼方ではなく、すぐ足元にあったのです。

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カリタスヨルダンの責任者、ジャマル氏。
みんなから慕われ、スマートで温厚な方でした。
「困ったことがあれば、いつでも連絡下さい。」
その言葉が今でも心に残ります。

 

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