◆いざ、インドへ! ◆路上の人々 ◆孤児の家“シシュ・バワン” ◆死を待つ人の家“ニールマル・ヒルダイ” ◆ホームステイ ◆心清らかに〜祈りを通して〜
◆生き方ファイル スペシャル
ボランティアに生きがいを見い出し、国際協力活動にまい進する藤井たか子さん。 いのちの灯を見つめ続けるその瞳は、何を思うのでしょうか。
マザーハウスにて、 日本人のシスターと
帰国した今、このあわただしい日本の生活の中で、インドで得た清らかな心を保つのは難しい。正直言って苦労しています。 インドでは、いまだに根強くカースト制度が残っています。貧しい人々はどんなに努力しても身分にあった職にしかつけません。しかし日本では、自分の努力しだいで仕事を選ぶことができます。自分が選んだ職に就き、そのお金で生活できることは本当にありがたいことだと思えるのです。インドでは人のために働くことを惜しまないボランティア仲間や人のために祈り行動を続けるシスターたちに囲まれ、私の心は日本にいる時よりも、ずっと清らかであったと思います。
帰国し、仕事に追われる今、つい不平不満を言ってしまったり、イライラのうちに1日を終えてしまうことがあります。そんな時は祈ります。「神さま、仏さま、どうか私の心を清らかに保たせてください。どうか私の心を豊かにしてください」と。 クリスチャンは本当によく祈りを捧げます。ミサ中はもちろん、バスや電車での移動中でさえ祈ります。そして、その姿は非常に美しい。時にその美しさに感動し涙があふれるほどでした。目に見えない偉大なものに心を向けた時、人はあんなにも美しい表情になるのですね。
イタリア人医療スタッフとともに、患者の腹水を抜く。 「死を待つ人の家」にて
最後に、私の一番好きな祈りの言葉を記したいと思います。これは、毎日ミサの最後に唱える祈りのうちの一つです。
ハンセン氏病施設に暮らす人々
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