◆いざ、インドへ!
◆路上の人々
◆孤児の家“シシュ・バワン”
◆死を待つ人の家“ニールマル・ヒルダイ”
◆ホームステイ
◆心清らかに〜祈りを通して〜

藤井たか子
岐阜県出身。平成12年、佼成病院に入職し、現在ICU(集中治療室)に勤務。

◆生き方ファイル
スペシャル

人のために役立ちたい 〜インド87日 いのちと出会う旅〜

ボランティアに生きがいを見い出し、国際協力活動にまい進する藤井たか子さん。
いのちの灯を見つめ続けるその瞳は、何を思うのでしょうか。

いざ、インドへ!

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「死を待つ人の家」の屋上。この施設のトップシスターと、シスターを訪問したインド人女性の子どもと一緒に。

看護師になって4年目の秋。ついに、念願だった国際協力の夢を、インドで果たすことができました。ここまでくるのに10年かかりました。

高校生のころ、テレビで、看護師がネパールでボランティア活動をしている様子を目にしました。私はその姿に感動し、自分もいつか必ず国際協力活動をしたいと思うようになりました。

早速、〈国際協力をするにはまず資格を取らなければ〉と思い、短大で保育士と幼稚園教諭の資格を取りました。いろいろ調べていくうちに、医療系の資格の方が海外で役立つことを知り、専門学校で看護師の資格を取得しました。

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カルカッタ市内の線路上を歩く。汽車が来ると人々は端に寄る。

インドは一度は行ってみたい国でした。〈釈尊やガンジー、マザーテレサなど世界的に有名な人を生み出した国ってどんな所なんだろう〉。そう思っていた時、知人がマザーテレサ・ハウスでボランティアができることを教えてくれました。さらに、たまたま本屋で立ち読みをしている時に国際協力に関する本があり、パラパラと開いたページに、マザー・ハウスでのボランティアに関する記事が載っていました。〈これだ!〉と思いました。

よく、バックパッカー(少ない荷物でお金をかけずに旅する人たちのこと)の間では、「インドが自分を呼ぶんだ。呼ばれた者のみが行ける国」という考え方をするようですが、本当にその通りなのかもしれません。

“願うことは叶うこと”と恩師に教えて頂いたことがあります。夢は叶うんだと信じ、決してあきらめませんでした。願い続けることで、その願いが行動につながっていく。ですからチャンスはいつか必ず訪れます。皆さんの中にも夢をお持ちの方がいらっしゃると思います。1年で夢を叶えられる人もいれば、10年や20年かかる人もいると思います。人それぞれ違いますが、いつか必ず叶うと信じ、あきらめないで進んでいってほしいと思います。

 

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