
と、いうより語学学校に通ったり、この歳で初めての自炊で四苦八苦して、日本の事なんて殆ど思い出せなかったのが正直なトコロ。今まで仕事で日々追いかけられてたのが、やれ宿題が出ただの、晩御飯何にするかだのに追いかけられるようになって、あぁ、ひとつ嬉しいのは昼寝できる事、かな。ドタバタは一緒でも、追い詰められる事が無くなって自分の好きなように時間を使える事が何より幸せ。
怠惰にならぬよう学校も9時からのモーニングコースに決めて、行かないと英語しゃべれない! と自分に言い聞かせ、午後からをのんびり自由に過ごす、こういう生活って働いていた時には考えもつかなかった。決断して良かったと、今この時を楽しんでいる。

せっかく仕事辞めてまでロンドンに来たんだから、英語の絵本でも読めるくらいになって帰ろうと思い、語学学校に通い始めて9ヶ月? ホリデー省いて8ヶ月。
「私にも、その頃縁があれば産めたかも」――そんな気持ちにさせられる、16歳という若い子達に囲まれてスタートしたクラス。はじめはなんて気の短い人だ、と思った24歳の若い教師。ローラというこの先生が、錆付いた私の頭を随分と根気よく柔らかくしてくれたのには本当に感謝で一杯だ。絵本くらいと思ったが、ところが! 意外や意外、辞書無しでは読めないのである。知らない単語がゾロゾロ。短い物語でも読む(調べる?)のにじっくり時間がかかるのを「楽しみ」と称してのんびりくつろいでいる。 |