女の生き方ファイル

ジェンダーママ

よしえ 40歳

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1年程前から、知人と一緒に○市男女共同参画市民会議の実行委員をさせて頂いている。男女が平等に社会、地域、家庭で生き生きと生活できる事を目指している。
当初は目が点になる状態だった。家事はご主人と半分ずつ分担していますか? 子育てだけをしていませんか? 仕事を続けていますか? 仕事や社会参画に積極的に取り組んでいますか? など、どれも私は意識して考え行動をしていなかった分野であった。

会議に数回参加しているうちに、自分の狭さを知った。委員の皆さんはウーマンリブを提唱しているのではなかった。ジェンダー……男だから、女だからを超え、人間らしくそれぞれの個性を発揮し、お互いが助け合えるところを助け合って生きていこうという理念であった。また、B大学へ取材に伺ったところ、関係学という、私的には根本仏教で学んだ四諦の法門や縁起観のことと全く同じことを講義されていた。初めて伺ったその講義の講師さんは、「関係学と出会えて私の人生は180度変わり、大学で一生、関係学を研究して生きたい」と目を輝かせて語ってくださった。有り難いことに、私は大学へ通わなくても根本仏教を学べることに感動し、感謝で一杯である。

世の中を見渡してもゾッとする出来事が多すぎる。委員の皆さんの仲間に入り、私一人に何が出来るのか悩み、考えたが分からなかった。私以外の皆さんは前校長先生、元教師、地域の婦人会長、自治会長、ベンチャー企業の社長等で、一般の主婦は私と数人しかいない。一応、作文を書いて選考されて委員になったものの、全く自信がなかった。
しかし、会議だけは積極的に参加した。なるべく欠席しない努力もした。結果、1年が過ぎて考える事は、「継続は力なり」ということだ。先生方とも気軽に話が出来るようになり、子供の事でもアドバイスを頂けた。
また、今年アフリカへ毛布をおくる運動の応援を頂いた。一人の婦人会長さんは、オリジナルのチラシを作成して配布、ご自分の地域で毛布を34枚も集めて下さった。そして、「良い事なら何でも応援します。是非、声をかけて下さい」とまで言って下さった。本当に感謝で一杯です。地域の中に積極的に参加していく事、チャンスがあれば多くの方々と、対話を持つことの大切さを学んだ。

新しいことにチャレンジをする事は億劫になるが、良き理解者、良き仲間と同志になる事には、努力が必要である。
常に自分自身を向上させる事にエネルギーを使われる委員の最高年齢は、70歳を過ぎている。私もその方々からエネルギーを頂いて、自分に与えられた立場、場所、時間の中で、精一杯努力をして、自分らしく輝いていたいと心から願い、思う今日この頃である。

○市男女共同参画市民会議とは、一人ひとりの個性と能力をいかして私達仲間と共に、さらに豊かな男女共同参画の街づくりを推進していく会。昨年4月には、現市長さんから一人一人委任状を頂き正式に市から委嘱されている市民会議であり、代表者の市民23名と、市役所内、企画課の所員と合同構成されている。
現在は、市民会議の当初の目的である、施設が開設することにより、解散したが、市民会議のOB会にあたるところを中心に、活躍している。現在、私はあまり役には立たない名前だけの委員となっているが、オープンの7月7日には、是非お手伝いしたいと願い、協力させて頂いている。

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