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6ヶ月ほど前から喫茶店でバイトをはじめました。喫茶店というのはやはり接客業で、何事もお客さんの立場に立って物を考えなくてはなりません。私は今までの自分を振り返って「私には向いているはず」と思っていました。しかし、実際働いてみると、接客というのはお客さんが求めている物をただ差し出すだけではなく、お客さんが何を求めているのかを自分から受け取りにいく職業なんだと気付きました。
まわりで働いてる人を見渡してみて、「この人はお客さんに好かれているなぁ」と感じる人がいるのですが、そういう人は決まって積極的にお客さんと触れ合っています。そして、いっしょに働いている人達に対しても笑顔で、常に自分から声をかけ、働きかけています。そのような人に出会って初めて、私は「あぁ、今までの自分は受け身でしかなく、人が与えてくれる物に頼っていただけだったのに、それを調和だと勘違いしていたんだなぁ」と感じました。

仕事の場だけではなく、通常の人間関係においてもそうで、他人の意見にただ同意する事が調和だと思い、自分の気持ちをただ押し殺して「強い人はいいよねぇ、楽だよねぇ」なんて考えていた事もあります。しかし、「輪」というものは誰かが作るのではなく、みんなで一緒に作って行くもの。今までの私は、誰かが作ろうと頑張っている輪の中に入れてもらって、貢献するでもなく、ただ心の中で不平を言っているだけ。そういう私の態度の方が、よっぽど卑怯で失礼だったんだと気付きました。
この間、バイト先の会合でチョットした事が決まらなかった事がありました。その時に「どう思う?」と聞かれ、いつもの私だったら曖昧にしたまま誰かの意見が出るのを待っているのですが、勇気を振り絞って「こういうのはどうですか?」と意見を出してみました。すると、まわりの皆が「いいね〜!」と言ってくれ、その意見が採用され、それに対して皆が一生懸命取り組んでくれました。私は、その時の感動を忘れないと思います。まわりの人にしてみたら些細な事かもしれませんが、私にとっては大きな一歩。その一歩を踏み出させてくれた今のバイト先に対する感謝の気持ちを、これからの生活の原動力として頑張っていきたいです。 |