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そして今年の春、「卵管が詰まっているようです。体外受精しか方法がないですね。大学病院に紹介状を書きましょう」と言われました。実家も嫁ぎ先もご法一家。私も主人もお役をいただきがんばっているのになぜ? 大学病院の方位を見ていただくと、後2年はダメ。思わず教会長さんに、「そんなに悪いことをしてきたのでしょうか?」と泣き叫びながら詰め寄ってしまいました。すると教会長さんはやさしく「今はその必要がないから手配がないんですよ。朝夕のご供養をしっかりさせていただいて、親になる前に人間としての器をつくることが先ですよ」と教えて下さいました。

そして1ヶ月。すぐに結果が欲しい私は、何の変化もないことに不安を抱き、「このままでいいのかしら?」とご供養もおろそかになってきました。すると、今までと体調が違うことに気付き、念のため市販の検査薬で調べてみるとなんと妊娠反応が! うれしい反面、ちゃんとご供養していない不安から足がガタガタ震えました。そしてすぐ病院へ。子宮外妊娠の可能性が大きいからです。先生は「どちらにせよ正常な妊娠ではないのでおろすことになります」とおっしゃいました。一瞬でも母親になった私は泣きました。そしてまわりにいる妊婦さん達を見ては「流産しちゃえばいいのに!」と思い、またそう思ってしまう自分が嫌になっていくのでした。

数日後、手術の結果を聞きにいくと先生がとても驚いています。「卵管を通れないはずなのに、ちゃんと受精してたんだよ。自然妊娠が可能だよ。よかったね」と言うのです。聞き間違いかと思いました。そして、流産してしまったこの子が、「命がけでご法を信じていけば間違いない!」ということを教えてくれたんだと思いました。この日を境に、また真剣にご供養できるようになったのです。
大切な命を失いましたが、それによって大切な生き方を教えてもらいました。 |