


アマゾンのような大自然から都会の摩天楼までを抱えるブラジル。一つの国ながら、まったく異なる環境に暮らす子どもたちが南米の大国の奥行きを写しだした。
自然の中で暮らす澄んだ川で水浴びをする子どもたち。独自の文化の気高さが表われた大きな羽飾りをつけた少年の姿。観光都市リオ・デ・ジャネイロの子どもたちが写した大人顔負けの写真の数々。お父さんと妊娠したお母さんが抱き合ってキスをしているところ。ゴミの山…。
四角い缶を叩く少年たちの音楽グループの写真は、治安が悪く、子どもたちも犯罪に手をそめていかざるを得ないような貧しい地域(スラム)の中で、芸術を通して子どもたちに新たな活路を作ろうとしている活動のようすを仲間が写したもの。
また、リゾート・ビーチを見下ろす丘の上に広がるスラムの家屋に立つ女の子たちの姿は、なんと堂々としていることか。存在を主張するかのような力強さ。たくましく生きることを、教えてくれるかのようだ。
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