


前回に続きモザンビーク。子どもたちが初めてカメラを手に自由に写した写真には、なんといっても、家族や友だちの写真が多かった。庭先で農作業をしているお母さん、小さな妹を体いっぱいに抱えた女の子、制服を着てポーズをとる少年たち。
みな、カメラを向けられて微笑んで穏やかな表情をしている。男の子たちがサッカーボールを蹴りあげるナイスショットや、ボクシングのポーズを決める姿など、やんちゃ坊主たちの姿も、万国共通で楽しい。
一方で、木の枝を壁がわりに、机もなく、砂土にじかに座って授業を受ける学校のカットもある。まだまだ教育が行き届かない状況があって、学校に行けない子どもたちも多い。「学校に通おう」というキャンペーンも行われていた。
けれども、町中で水汲みをする子どもたち、杵と臼で米つきをする女の子など、手伝いや働くことで生きるたくましさを感じさせられる姿もある。日本の戦後の頃には、このような風景があったはずだ。
(写真の一部を、大阪国際平和センター(ピースおおさか)で11月12日まで展示中。
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