


前回に引き続き、日本UNHCR協会と協力して写真プログラムを行ったケニアの難民キャンプ・ダダーブ。
ここに暮らす大半の人々がソマリアからの難民だが、ソマリアでは依然として内紛が続いている。人々はいつ祖国に帰れるのか、先が見えない。訪れた私も悲観的な気分で重くなっていたところ、当時のUNHCRダダーブ事務所長の小田島さんは、「キャンプで教育を受けた世代は、だんだんとメンタリティーが変わっていくのでは」と話された。世代が交代するくらいの時が必要かもしれないが、教育によって、暴力に手を出すのではなく、対話ができるようになっていくのではないかと。特に、男は武器を手にして戦うが、女性は母となり子供を躾けていくので、女の子の教育は非常に大事だと言われた。この難民キャンプでは女子の教育率も高く、将来、国を支えるエリートたちが育っていくかもしれないと。現場を支える人からの言葉に、希望をつなげたいと思った。
※2006年6月20日の「世界難民の日」にあたり、ダダーブ難民キャンプの子どもたちが写した写真展を開催します。詳しくはこちらから>> |